最近、「トリニティ組織」という書籍を読みました。
組織や職場の人間関係について考えさせられる内容で、個人的にはとても面白く、共感できる本でした。
特に印象に残ったのが、**人間関係の「V字」と「三角形」**という考え方です。
SNSに増えている「V字」の人間関係
本を読んでいて、「なるほど」と思ったのが、現在の人間関係についての考え方です。
SNSなどを見ていると、1対1のつながりが増えているように感じます。
誰かと誰かが直接つながっていて、その間にいる人との関係が切れてしまう。
こうした状態を考えると、確かに**「V字型」の人間関係が増えているのかもしれない**と思いました。
一見すると人間関係が広がっているように見えても、実はそれぞれの関係が独立していて、全体としてのつながりが弱い。
この説明は、SNS時代の人間関係を考えるうえで、とても分かりやすいと感じました。
職場では「三角形」の人間関係が大切?
職場についても、同じようなことが言えるのではないかと思いました。
例えば、
- AさんとBさんは話せる
- BさんとCさんも話せる
- でもAさんとCさんはほとんど話さない
という状態です。
これが「V字」の関係だとすると、
Aさん・Bさん・Cさんがそれぞれ直接コミュニケーションを取れる状態が「三角形」の関係になります。
三角形の人間関係ができていると、誰か一人に情報や人間関係が集中しにくくなります。
また、何か問題が起きたときにも、複数の人に相談できるため、精神的な負担も小さくなるのではないでしょうか。
職場で三角形の人間関係を作るには?
本を読んでいて、「これは実際の職場でも試してみたい」と思いました。
ただ、ここで気になるのが、
「では、具体的にどうすれば三角形の人間関係を作れるのか?」
ということです。
例えば、
- 普段あまり話さない人にもこちらから声をかける
- 1対1だけでなく、3人で話す機会を作る
- 誰かに聞いた情報を別の人にも共有する
- お互いの仕事について気軽に相談できる関係を作る
- 雑談を増やして、仕事以外の会話もしてみる
といったことが考えられそうです。
大げさなことをする必要はなく、小さなコミュニケーションを積み重ねることが大切なのかもしれません。
「心理的安全性」についても納得
もう一つ印象に残ったのが、職場に心理的安全性がない状態についての説明です。
「何となく職場で発言しづらい」
「こんなことを言ったらどう思われるだろう?」
「失敗したら責められるかもしれない」
こうした状況では、自然と人とのコミュニケーションが減ってしまいます。
結果として、人間関係も閉じたものになり、V字型の関係が増えてしまうのかもしれません。
その意味でも、組織の中で複数の人が自然に話せる関係を作ることは、心理的安全性を高めることにもつながるのではないかと思いました。
まとめ
「トリニティ組織」は、組織や人間関係について考えるきっかけになる、とても面白い書籍でした。
特に、
V字型の人間関係ではなく、三角形の人間関係を作る
という考え方は、職場でも意識してみたいと思います。
「職場に何となく居心地の悪さを感じる」
「人間関係が一部の人に偏っている」
「心理的安全性がないように感じる」
そんな人にとっても、参考になる本ではないでしょうか。
私自身も、これからは仕事そのものだけでなく、安心して話せる人間関係を少しずつ作っていくことを意識してみたいと思います。
とても共感できる一冊でした。
100歳まで、あと17,434日。
定年退職まで、あと2,824日。

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