【第2回】FUnity(ファニティ)をUnityにインポートしよう!

FUnity Unity
FUnity

こんにちは、パパコーダーです。

前回の記事では、Unityのインストールと
新しい3Dプロジェクトの作り方まで進みました。

いよいよ今回から、
Scratch の「ボールを避けるゲーム」を Unityで再現するための
FUnity(ファニティ) を導入していきます!


🎮 FUnity(ファニティ)とは?

FUnity は、私がUnity上で開発している

  • Scratch のようにブロックでプログラムできる
  • Unityの画面でそのままゲームが動く
  • 子ども・初心者にも扱いやすい学習向けツール

という環境です。

名前は「Fun × Unity」で ファニティ と読みます。


🔧 1. Unity Package Manager(UPM)を開く

FUnity は通常の「.unitypackage」ではなく、
Unity の Package Manager(UPM) からインストールします。


▼ 手順

  1. Unity上部メニューから
    Window → Package Manager
    を開きます。
  2. 今回は左上の +(Add)ボタン を使います
  3. +(Add)ボタン をクリック
  4. 「Install package from git URL…」 を選びます
Package Manager から追加
Package Manager から追加

🔧 2. FUnity の Git URL を入力する

GitHub 上にある FUnity を、
Unity が直接ダウンロードしてインストールします。

以下の URL をコピーして貼り付けてください👇

https://github.com/oco777/FUnity.git

URL を入力し、
[Install] ボタン を押します。
(※「もし No 'git' executable was found が出たら Git をインストールして再起動)

少し読み込みが入りますが、
FUnity 関連のパッケージが順番に Unity に追加されます。
Projectウィンドウの上のプルダウンで Packages を選ぶと見えます。


🎉 3. FUnity がインポートされるとどうなる?

インポートが成功すると、
Unity のメニューに新しく 「FUnity」 が追加されます。

上部メニュー:
FUnity

メニューが表示されていたら成功です!

上部メニュー
上部メニュー

🔧 4. FUnity の基本フォルダ構成(軽く紹介)

FUnity をインポートすると、Unity のプロジェクトに
以下のようなフォルダが追加されます。

  • Packages/com.papacoder.funity
    (FUnity 本体のコード)
  • Packages/com.papacoder.funity/Runtime
    (ランタイムの機能)
  • Packages/com.papacoder.funity/Editor
    (新規プロジェクトや Actor 作成などのエディタ機能)
  • Samplesがあれば Package Manager から Import して Assets/Samples に展開されます
    (サンプルプロジェクト ※今後追加予定)

Packages 配下に入るので、
Assets フォルダは汚れません。


🔧 5. FUnity の準備ができたら次は「プロジェクト作成」!

FUnity を Unity 上に追加できたら、
次は FUnity専用のプロジェクトデータを作成 します。

Scratchでいう「新しい作品を作る」に近いイメージです。

これは次回の記事で丁寧に解説します👇


🔜 次回:第3回「FUnityプロジェクトを作ろう」

次の記事では、

  • FUnity プロジェクトの作成
  • FUnity の画面説明
  • ステージ(背景)の仕組み
  • 作成後の準備チェック

などを紹介します。

ここまでくれば、
いよいよ Scratch の作品を Unity(ファニティ)で作る準備が整います!

次回もよろしくお願いします!


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