紙copi(紙コピ)は、テキストベース・ローカル保存という点で非常に優れたメモツールでした。
しかし現在では入手が難しくなり、代替ツールを探している方も多いのではないでしょうか。
本記事では、紙copiのデータをObsidianへ安全に移行する方法を、
セキュリティ面の不安を解消しつつ、具体的な手順つきで解説します。
オフライン運用を重視してきた紙copiユーザー向けの内容です。
紙copiとObsidianは思想がとても近い
まず結論として、紙copiからObsidianへの移行は非常に相性が良いです。
共通点は次のとおりです。
- テキストベースでデータが軽い
- フォルダ構成=情報整理
- オフラインで完結できる
- 独自形式に依存しない
Obsidianは「Markdownノートアプリ」と紹介されることが多いですが、
実体はローカルフォルダ内のテキストファイルを読むアプリです。
この点が、紙copiユーザーにとって最大の安心材料になります。
Obsidianのセキュリティは大丈夫?
結論から言うと、ローカル運用であれば非常に安全です。
ローカル保存が基本
- ノートはすべて自分で指定したフォルダに保存される
- ファイル形式は
.md(ただのテキスト) - データベースやクラウドへの自動送信はなし
紙copiと同様、エクスプローラーで直接中身を確認できます。
通信が発生するのは「自分で使ったときだけ」
Obsidianは次の場合にのみ通信します。
- Obsidian Sync(有料同期)を使ったとき
- Community Plugin をインストールしたとき
どちらも自分で明示的に有効化しない限り動作しません。
つまり、紙copiと同じように
「完全オフラインのメモ帳」として使うことが可能です。
Obsidianのインストール方法(Windows)
1. 公式サイトにアクセス
以下の公式サイトからObsidianをダウンロードします。

※ 非公式サイトや配布ページからのダウンロードは避けましょう。
2. インストーラーをダウンロード
トップページの「Download」から、Windows版インストーラーを取得します。
3. インストール実行
ダウンロードしたインストーラーを起動し、
画面の指示に従ってインストールします。
特別な設定は不要で、通常はそのまま「次へ」で問題ありません。
移行前の準備
1. データのバックアップ
まず、紙copiのデータフォルダを丸ごとコピーしてバックアップを取ります。
これは必ず行ってください。
2. 文字コードの確認
今回の前提では、紙copiのデータは UTF-8 とのことなので問題ありません。
文字化け対策は不要です。
紙copiからObsidianへの移行手順
作業はとてもシンプルです。
手順1:拡張子を .txt から .md に変更
紙copiのデータが .txt の場合、
中身はそのままで拡張子だけ変更します。
PowerShellで一括変換する方法(おすすめ)
紙copiのデータフォルダで、PowerShellを開き、
以下のコマンドを実行します。
Get-ChildItem *.txt | Rename-Item -NewName { $_.Name -replace '\.txt$', '.md' }このコマンドは、フォルダ内の .txt ファイルをすべて .md に変更します。
ファイル内容は一切変更されません。
※ サブフォルダも含めたい場合は、-Recurse オプションを追加してください。
Get-ChildItem *.txt -Recurse | Rename-Item -NewName { $_.Name -replace '\.txt$', '.md' }手順2:フォルダ構成はそのまま
紙copiで使っていたフォルダ構成は、
一切変更する必要はありません。
そのままObsidianに渡します。
手順3:ObsidianでVaultとして開く
- Obsidianを起動
- 「Open folder as vault」を選択
- 先ほどのフォルダを指定
これだけで、すべてのメモが表示されます。
移行後の使い方(紙copi派向け)
Markdownは意識しなくてOK
Markdown記法は無理に使う必要はありません。
- ただのテキストメモとして書く
- 必要になったら後から使う
このスタンスで問題ありません。
プラグインは最小限に
移行直後は、プラグインなしでも十分です。
紙copiと同じ感覚で使えます。
将来が不安な方へ
「もしObsidianが将来使えなくなったら?」
その場合でも問題ありません。
- データはすべて
.md(テキスト) - 他のエディタでも読める
- どのOSでも扱える
データ主権は常に自分の手元にあります。
まとめ
- 紙copiからObsidianへの移行は非常に簡単
- PowerShellで
.txtを.mdに一括変換できる - ローカル運用ならセキュリティ面も安心
- 紙copiの使い方をほぼそのまま引き継げる
オフライン派・ローカル派の方にとって、
Obsidianは「紙copiの正統進化」と言える選択肢です。
実際に紙copiからObsidianへ移行してみましたが、
データは問題なく読み込まれ、これまでのメモ資産をそのまま活かすことができました。

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