FUnity開発の新スタイル:ChatGPT × Codexで進めるAI協働プログラミング

FUnity Unity
FUnity

🎯 はじめに

FUnityプロジェクトの開発では、ChatGPTCodexを組み合わせた「AIペアプログラミング」スタイルを採用しています。
この記事では、その開発フローと効率化のコツを紹介します。

💡 ChatGPTは設計や仕様を考える「マネージャー」、Codexはコードを書く「プログラマー」として役割分担するのがポイントです。

⚙️ 開発フローの全体像

FUnity開発では、次の5つのステップでAIと協働します。

  1. ChatGPTにリポジトリ構成を理解させる
  2. ChatGPTがCodex用のプロンプトを生成
  3. Codexがコードを実装
  4. ChatGPTがレビュー・改善案を出す
  5. 変更をGitで管理し、ドキュメントも自動更新
FUnity AI開発フロー 図解
図:ChatGPTとCodexが連携してFUnityを開発する流れ

🧩 ChatGPTとCodexの役割分担

役割担当AI主なタスク
🎨 設計・構造化ChatGPT仕様設計、命名、プロンプト生成、構成整理
🧱 実装・修正CodexUnity C#/UXML/USS コード生成・修正
🔍 検証・整備ChatGPTコードレビュー、ドキュメント更新、改善提案
💬 ChatGPTは「思考」と「管理」、Codexは「実装」と「出力」を担当します。

💡 Codexへの指示は構造化がカギ

Codexには短い一文ではなく、ChatGPTが整理した構造化プロンプトを与えると精度が上がります。

# Codex Instruction
## タスク概要
FUnityに新しいUI要素を追加する。

## ファイル出力場所
Runtime/UI/FUnityManager.cs

## 実装要件
- UIDocumentからrootVisualElementを取得
- FUnityProjectData.assetを読み込み
- StageElementとActorElementをUI上に生成
- エラー時はDebug.LogWarningで通知

## 確認条件
Unity 6000.0.58f2 / UI Toolkit対応
ビルドエラーなし

このように、「何を・どこに・どんな条件で」書くかを明示することで、Codexが最適なコードを出力します。

🔄 開発サイクル

1️⃣ ChatGPT:仕様整理+Codexプロンプト作成  
2️⃣ Codex:実装生成  
3️⃣ ChatGPT:コードレビュー・修正案  
4️⃣ Unity Editor:動作確認  
5️⃣ ChatGPT:CHANGELOG更新  
🔁 次の機能へ

この流れを繰り返すことで、ChatGPTとCodexの強みを最大限に引き出せます。

🧰 効率アップのツール活用

ツール目的コツ
🪣 uithubChatGPTがリポジトリ構造を理解「フォルダ構成を確認」で一括読込
🧠 Codexコード生成ChatGPTが事前に構造化プロンプトを作成
🧩 Copilot ChatUnity内補完小規模修正やヒント出しに活用
📝 ChatGPT Canvas設計メモやDocs整備Markdown形式で設計を共有

🚀 FUnity流 AI開発三原則

  1. ChatGPTはマネージャー、Codexは実装者。
  2. 「どこに・何を・どう動かすか」を明示する。
  3. リポジトリを常にChatGPTが理解できる状態に保つ。
🎨 ChatGPTが設計したプロンプトを、🧱 Codexが形にしていく。 この分業スタイルが、FUnity開発の最大の特徴です。

📘 まとめ

AIと人間が協力する開発スタイルは、もう未来の話ではありません。
FUnityでは、ChatGPTとCodexを活用して、教育的で創造的なUnity開発を進めています。
あなたのプロジェクトにも、このワークフローをぜひ取り入れてみてください!


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