【第5回】Actor のスプライト設定(画像の表示とサイズ調整)

FUnity Unity
FUnity

こんにちは、パパコーダーです!

前回の記事では、FUnity(ファニティ)で
主人公 Actor(キャラクター)を作り、
画面に配置するところまで行いました。

今回はその Actor に
スプライト(画像)をきれいに設定する 回です。

キャラクターの見た目はゲームの第一印象になるので、
ここでしっかり整えておきましょう!

🎨 Actor のスプライト設定(画像の表示とサイズ調整)


🎨 1. スプライト画像は PNG がベスト

Actor の画像は、基本的に PNG形式 が一番扱いやすいです。

  • 透明部分 OK
  • Scratch 風キャラもそのまま使える
  • 自作キャラも読み込める

Scratch のキャラを使いたい場合は、
画面をスクショ → 透過切り抜き → PNGで保存
でも十分きれいに使えます。


🔧 2. Unity に画像を読み込む

画像がまだ Unity に入っていない場合は、

Unity の Project ウィンドウ(左下)
PNGファイルをドラッグ&ドロップ

するだけで追加できます。

FUnity の推奨配置は、

Assets/FUnity/Projects/(プロジェクト名)/Actors/Player/Sprites/

など Actor ごとのフォルダにまとめる形です。

Player フォルダ
Player フォルダ

🔧 3. Actor にスプライトを設定しよう

前回作った主人公 Actor(例:Player)を選んで、

Inspector の Sprites の欄に
画像をドラッグ&ドロップ

これだけで OK です!

Sprites の設定
Sprites の設定

もし表示されない場合は、
「Texture Type」が Sprite (2D and UI) になっていることを確認しましょう。

それでも大きさが変なら
次の「Pixels Per Unit」 の項目をチェックしましょう👇


📏 4. スプライトのサイズ調整(Pixels Per Unit)

Unity のスプライトは「Pixels Per Unit(PPU)」という数値で
画面上の大きさが決まります。

▼ よくある例

  • 画像が大きすぎる → PPU 値が小さすぎ
  • 画像が小さすぎる → PPU 値が大きすぎ

▼ FUnityのおすすめ設定

初心者向けには、

Pixels Per Unit:100

あたりが扱いやすいです。

数字を調整したら、
画像のインポート設定の右下にある 「Apply」 を押して反映してください。

Sprite の設定
Sprite の設定

🎛 5. Actor の「Scale(倍率)」でも調整できる

Actor のサイズは、

  • スプライトの Pixels Per Unit(おすすめ)
  • Actor の「Scale(倍率)」

どちらでも調整できます。

特に Unity を初めて触る方には、
Scale を変えるほうが直感的 です。

Scale X: 1
Scale Y: 1
↓
Scale X: 0.5
Scale Y: 0.5
(半分のサイズになる)

といった感じです。
まずScaleで調整→最終的にPPUで整えるのがオススメ)


👀 6. ゲームビューで見たときの見栄えを確認しよう

Unity の上部にあるタブの

Game(ゲームビュー)

に切り替えると、実際のゲーム画面での見た目が確認できます。
(※ゲームを再生すると、Playerキャラが表示されます。ここではいったんスルーで大丈夫です)

キャラの表示が、

  • 大きすぎる
  • 小さすぎる
  • 画面からはみ出している

などがあれば、
Pixels Per Unit または Scale を調整しましょう。
(Gameビュー上部の解像度を 480×360(または16:9固定)にする)


🎉 7. スプライト設定ができれば見た目は完成!

今回できるようになったこと👇

  • PNG画像の読み込み
  • Actor にスプライトを紐づけ
  • Pixels Per Unit によるサイズ調整
  • ゲームビューでの見た目確認

ここまでくれば、主人公キャラの外見はバッチリです!

次はいよいよ 動きをつけていく Visual Scripting に進みましょう。


🔜 次回:第6回「FUnityのプログラム(Visual Scripting)の始め方」

次の記事では、

  • WhenGreenFlagClicked(旗が押されたとき)
  • Forever(ずっと)
  • Move系ブロック
  • キー入力の取り方

など、Scratch に近い操作感で
動きのプログラムを組む方法を紹介します。

ここから一気にゲームっぽくなりますよ!

それでは次回もよろしくお願いします!


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