FUnityってなに?(30秒で理解)
FUnity は、UnityのUI Toolkitを使って「学びながら作れる」ミニフレームワークです。
サンプルを読み込んでボタンを押すだけで、背景画像とキャラクター“フーニー”が表示されます。
今日はその最短ルートを一緒に通っていきましょう。むずかしい設定はありません😊
ゴール(今日できるようになること)
- FUnityを**UPM(Unity Package Manager)**で取り込む
- サンプルシーンをプロジェクトに追加して開く
- Default Project Data で必要なデータを自動生成
- 再生(Play)して背景+フーニーを表示する
事前準備(かんたん)
- Unityが動くPC(Unity 2022 以降を想定/Unity 6でもOK)
- 新規プロジェクト、または試してもいいプロジェクト
メモ:不安なら空の3Dプロジェクトを作って試すのが安心です。
ステップ①:FUnityをインポート(Package Manager のURL付き)
- Unity上部メニュー Window → Package Manager を開く
- 左上の +(Add) → Add package from git URL… を選択
- 下の Git URL を貼り付けて Add をクリック
Git URL
https://github.com/oco777/FUnity.git
- 追加後、パッケージの Samples から BasicScene(FUnitySample) を Import
うまくいくと、
Samples~/BasicScene/
にサンプル一式が入ります。
ステップ②:サンプルシーンを開く
- Projectウィンドウで FUnitySample.unity をダブルクリックして開きます。
- まだ再生しなくてOK。次のステップで必要なデータを一気に作ります。
ステップ③:Default Project Dataを実行(ボタン1つ)
- 上部メニュー FUnity → Create → Default Project Data をクリック
- 数秒待つと、プロジェクト内に必要なデータ(ステージ、アクター、UI設定など)が自動で生成されます
ここが魔法ポイント✨
面倒な下準備をまとめてやってくれます。
ステップ④:再生してみよう(ドキドキの瞬間)
- Unityの再生ボタン(▶)をクリック
- 画面に背景画像と**フーニー(キャラクター)**が表示されたら成功です!
見え方の目安:
- 背景 → 画面全体に出ます(
Background_01.png
)- フーニー → UI上にポートレートとして表示
うまくいかないときのチェックリスト
Q. Package Manager のURLで追加できない
- リポジトリが Public か、Private の場合は権限があるアカウントでUnity Editorにサインインしているか確認。
Q. Default Project Dataを押したのに何も変わらない…
- UnityのConsoleにエラーがないか確認
- プロジェクト内検索で
FUnityPanelSettings
やFUnityActorData_Fooni
を探す - 見つからなければ、もう一度 FUnity → Create → Default Project Data を実行
Q. 再生しても真っ白/UIが素の見た目…
- シーンが FUnitySample.unity か確認
- いちど停止→再生で直ることがあります
- それでもダメなら、もう一度 Default Project Data を実行
すこしだけ仕組みの話(読み飛ばしOK)
- Default Project Data は、ステージ(背景)、役者(フーニーの画像・UXML・USS)、UIの設定(PanelSettings)などを一括で用意。
- UIのThemeは、UI Builderの既定テーマがあれば最優先で使い、無い場合は FUnity配下に安全ミニマムのUSS を生成して使います。
次の一歩(遊びながら学ぶ)
- 背景を別の画像に変えてみる
- フーニーの画像を自分のキャラに差し替える
- UIの色やフォントを自分好みに
まとめ
- FUnityは初心者フレンドリー:UPMで入れてボタン1つで準備完了
- 3分で“背景+フーニー”が出る
- あとは差し替えや色変更で自分の世界に育てていこう!
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